借り手は返しての借金地獄にハマった

私の借金のはじめは、確かクレジットカードが最初だったと思います。

20歳で就職し、2、3年は給料だけでやりくりをしていました。 思い返せば大きな転機になったのは、外回りの営業になり仲の良かった先輩がギャンブル好きで、仕事中に良くパチンコ、スロットに行くようになってからだと思います。

そのころから、毎月の給料を月の半ばで使い切ってしまったり、そのためにクレジットカードのキャッシングをしては返済して、また借りては返してとなっていきました。 また、返済はリボなので毎月5千円づつ返していけばいいと思ってまったく元金が減ってはいきませんでした。

そのうち限度額まで使ってしまい借り入れが出来なくなったので、サラリーマン金融に手を出しました。 テレビCMのせいもあってか抵抗は少なかったように思います。

そして2社3社と借りるようになり、最終的には6社から借りて総額で230万円以上になりました。 そのころは給料日に返済をしてはまた借りての繰り返しで精神的にもまいっていました。

弁護士の手数料が思いのほか高かった

誰にも言えずに悩んでいる中、偶然知人にばれてしまうことがあり弁護士なりに相談すると大丈夫と聞き、さっそく相談し任意整理することになりました。 その後、返済をするために転職をして5年ほどかかりましたが完済することができました。

しかし、後々知ったことですが、その契約をした弁護士ですが、契約の中で毎月弁護士に振り込む際に、返済する会社1社ごとに1000円の手数料がひかれていました。 それは契約時に明確に金額として出ているものではなく、項目としてのっているだけだったのでわからなかったのです。

結局230万円ほどの借金を返すために依頼料以外の手数料を20万円ほど多く支払うことになりました。 様々な情報を調べると、同様の手口でサラ金の会社に対して戦いもせずに和解をして、わかりずらくして手数料を取る弁護士もいるということを知りショックを受けました。

自業自得ですが、実際に経験しないとわからないことかもしれませんので、この私の体験が皆様のお役にたてることをお祈り申し上げます。