最近、学生なのにすでに借金を抱えてしまう人が増えているそうです。 借金というとなんとなく社会人がするようなイメージがあるものですが、いったいなぜ学生のうちに借金をしてしまうのでしょうか?

学費や生活費のため

高校生までは親が色々と援助してくれていた人でも、大学生になると自分で負担しなくてはいけないものも増えてきます。 中には親に負担を掛けないように、学費を自分で払っている人もいるでしょう。 奨学金を受けることができても、参考書やノートパソコン購入費など、大学の学費以外に掛かる費用はたくさんあります。

また、大学生からは親元を離れて一人暮らしを始める人も増えてきます。 あり余るぐらいの仕送りをもらっているのはごく一部で、足りない分をバイトで補っている人がほとんどでしょう。 そして時にはバイト代も足りなくなって、借金することもあります。

交際費や趣味

大学生になると交友関係も行動範囲も広くなり、付き合いが増えてきます。 お酒を覚えて連日連夜飲み歩くなんてことも多いのではないでしょうか? 恋人ができると、出費が増えたという人も多いと思います。 男性は彼女にいいところを見せたくておごったり、女性は男性の気を惹きたくてオシャレにお金を掛けます。

また、男女共にファッションにも興味を持つようになり、服装にもお金を掛け始めます。 これまで自分で自由に使えるお金が少なかった人は大学生になって初めてまとまったお金を手にするようになり、趣味に付き合いにとお金を掛け始めるようになります。 もちろんそれは悪いことではありませんが、時には自分の財力を超えた使い方をしてしまって、借金を生んでしまいます。 中には借金地獄となってしまう人もいるようです。

ギャンブルや風俗など

パチンコや風俗は法律的に18歳、競馬などの公営ギャンブルは20歳以上からできるようになります。 身分証を提示するわけではないので、早い人であれば高校生のうちからしていた人もいるでしょう。

堂々とできるようになることから、20歳前後からギャンブルなどを覚える人も増えてきます。 しかもこれらの遊びはかなりお金が掛かります。 あまりの楽しさにはまりすぎ、仕送りやバイト代を一瞬で使いはたしてしまったなんて人もいると思います。

借金癖は早めに無くそう

学生の借金

若いころから借金癖がついてしまうと、借金地獄に陥って人生をダメにしてしまう可能性があります。 なるべく早めに返していって借金をする癖を直さなくては、社会人になってからも借金地獄が続き、生きるのが苦しくなります。 学校に通いながらの借金返済は大変ですが、体力のある若いうちにちょっと頑張って返していきましょう!

学生は勉強することが本分なので、学費のために借金をするならまだわかりますが、それ以外のギャンブルなどで借金地獄となってしまうのはもってのほかです。 家庭教師などの高額バイトで借金を早期に返済するか、親に借金を立て替えてもらって社会人になってから返済をしていくようにしましょう。 学生の身分でありながら借金地獄状態となるのは、日頃のお金の使い方がかなりおかしいという事です。 借金地獄となったことに対して十分に反省をする必要があります。

好きな品物を買っていた親の借金の話

私は親のお金のトラブルの話を何度も聞いているので、それらを具体的に知っています。 最近では高い品物を買って借金をしていたので少し残念に思いました。 その時は親が新しい家具を次々に買っていて部屋を変えると言い出したのです。 それを止めなかったのは、まさかお金を借りて家具を集めているとは思っていなかったです。

買い物を終えて家で生活をしていると頻繁に金融会社から電話が来たので変な感覚でした。 親に聞いてみるとやはり借金を抱えていたのでそのための催促でした。 私はとにかく金融会社にお金を返すことを話してその場の相談は終わりました。

しかしその後も催促が来たのでやはりお金を返していないと感じました。 私は借金地獄となったり、利子が高くなるのを防ぐために親の借金を代わりに支払いました。 その時は失敗したと思いましたが、これ以上余計なお金のトラブルを起こしたくなかったのです。

結局は自分が買い物の借金の解決をしたので、親は借金地獄とはならずに普通に生活していました。 それで注意をして今度は自分に借金を返すように説得しました。 その時は真面目に話を聞いていたので、いつかはお金を返してくれると思いました。

親は仕事を辞めた時期だったので収入が少なくて、まだ借金の返済は難しいのが現状でした。 その後は親が夜間のアルバイトをして定期的にお金を返すようになりました。 その収入は不定期なので、私はどういったタイミングでお金が返ってくるのか分からなかったです。 しかし、そういった仕事で親のお金の問題が解決でき、借金地獄の様な最悪な状態は防げたので自分は満足していました。

親に勝手に連帯保証人にされてしまった

私の両親はお金がないという言葉が口癖だったのですが、浪費と借金癖がひどかったのが原因でした。

そのせいで子供たちはずっと貧乏生活を強いられていたのです。 何度か借金返済を肩代わりしたこともあります。

そして借金まみれの両親に見切りをつけ、私は家を出て独立しました。 親とは一切連絡を取ることもなく、幸せな結婚生活を送っていました。 しかし、どこからか私が結婚したことをかぎつけてきたのです。 しかも久しぶりに合った息子に対し、借金まみれの両親は金の無心をします。

お金を貸すのがだめなら連帯保証人になってくれといいます。 もう歳だし借金返済のあてがないのだから、自己破産をして生活保護でも申請するようにとアドバイスしたのですが聞き入れてくれません。 それどころかお金を貸さない息子に対し、罵声を浴びせる始末です。

これはもう情けをかける必要はないと判断し、断って突き放しました。 しかし、両親は勝手に借用書に私の名前を記入、連帯保証人に仕立て上げたのです。 知り合いの弁護士に相談したら借金返済の義務はないとのことでした。

文書に書いてある字が自分の書くものとは違うと証明するのが面倒でした。 実は両親に居場所を教えたのは、私の妻でした。 親子が疎遠なのを哀れに思い、両親に連絡を取ったのだそうです。

しかし、今回の件で自分の親の人となりを嫁は理解したでしょう。 この機会に引越し、また新たに生活をスタートさせました。 もちろん、親戚にも借金まみれの親にも新居は教えていません。